うつで退職してよかったか、後悔しているか|40代男性19人アンケート

うつで退職してよかったか、40代男性19人へアンケート

この記事は、「うつで退職してよかったか」に関する記事になります。

「うつ」で退職してよかったですか?|40代男性19人にアンケート

今回、「うつ」などの精神疾患を理由として退職した40代男性19名へアンケートを実施しました。質問内容は次の3点です。

  • うつで退職してよかったですか?それとも後悔していますか?
  • なぜそのように思いますか?
  • うつで退職しようか悩んでいる40代男性に、一番伝えたいことは何ですか?

アンケートにご協力いただいた全19名の生の声を、今回の記事でご紹介いたします。うつなどの精神疾患を持っており、退職を悩んでいる40代男性の方は、是非ご参考にしてください。

アンケート概要|うつで退職した40代男性へのアンケート

まずは、うつで退職した40代男性へのアンケート方法を以下に記載いたします。アンケート結果だけが気になる方は、次の章へ飛ばしていただいて構いません。

【アンケート概要】

  • 質問内容:
    ① うつで退職してよかったですか?それとも後悔していますか?
    ② 上記の質問に関して、なぜそのように思いますか?
    ③ うつで退職しようか悩んでいる40代男性に、一番伝えたいことは何ですか?
  • 調査対象:「うつ」などの精神疾患を理由として正社員を退職した経験のある40代男性19名
  • 調査地域:全国
  • 調査期間:2021年10月12日~2021年10月26日
  • 調査方法:インターネット調査

アンケート1|うつで退職してよかったですか?それとも後悔していますか?

ここからは、アンケートをとった3つの質問に対する回答をご紹介します。

まず、「うつで退職してよかったですか?それとも後悔していますか?」という質問に対して、アンケート結果は以下のようになりました。

うつが原因で退職した40代男性19名へのアンケート結果

【うつで退職してよかったか】

  • 退職してよかった…16名
  • 後悔している…3名

うつでの退職という選択について、「退職してよかった」と回答した方が19人中16人となりました。

それでは、なぜ退職して「よかった」か、或いはなぜ「後悔している」のでしょうか。続いて理由を見ていきます。

アンケート2|うつで退職してよかった/後悔している理由を教えてください。

うつで退職してよかった理由

うつで退職して「よかった」と回答した40代男性16名の回答をご紹介します。回答は5種類に分け、回答数が多い順にご紹介します。

続けていればうつが悪化していたと思うから(16人中8人)

  • 無理してまた同じ仕事をしても、体を壊すことが想定されていたから
  • 鬱病になった時の職場の状態では、鬱病が治っても働きかければまた再発する可能性が高いと思ったから。
  • 職場の環境によっても異ってくるとは思われます。心身の健康が第一で、それを犠牲にするまで居座り続ける必要はないと感じているからです。さらに症状が重くなると、まともに働けなくなると思い退職の道を選択しました。今振り返ってみると、本質的に仕事内容が合わなかったと分析しております。社会人になったばかりの頃もその職場を辞めたいと思うことがしばしありました。
  • そのまま、その会社に居続けたら精神が参ってしまったと思うからです。
  • あのまま続けていたら絶対にボロボロになり自殺まで及んでいたかもしれませんから。
  • パワハラでなってしまったからそのままいても酷くなると思ったので
  • 病気の人間を受け入れてくれる体制が不十分で、状態が悪くなる前に辞めれたから。
  • 生活やキャリア等多少の犠牲が伴うが、自身の健康上の問題等考えればそのときの会社、職場から離脱し一旦クリアすることが必要だから

職場のストレスから解放されたから(16人中3人)

  • とにかく睡眠が不規則で、満足な睡眠時間も確保できなかったため
  • パワハラを受けなくて良い安心感です。
  • あまりにもつらく、毎日職場へ行くことが嫌になっておかしくなっていたので。

うつの原因が職場にあったから(16人中2人)

  • 会社の劣悪な就業環境が原因で発症したため、離れて正解だと思う
  • 病気の原因が仕事によるものだったので、退職することで環境を変えられるから。

続けていてもいずれ辞めていたから(16人中1人)

  • 適応障害の可能性もあり、仕事の内容自体が合っていなかったように思うので、多少改善したとしても続けるのは難しかったと思います。また、辞めた事で早く回復傾向にむかえた部分もあると思います。

その他(16人中2人)

  • 病気の克服のためにすべての時間を費やすことができるから。
  • リストラで閑職に回されて、もうもとに戻る見込みがなかったため。

うつで退職して後悔している理由

続いて、うつで退職して「後悔している」と回答した40代男性3名の回答をご紹介します。

収入が減った・なくなったから(3人中3人)

  • 退職後、正社員で働くことができていないから
  • 給料が良かったから障害手当だけではせいかつがきつい
  • 毎月の収入が無くなってしまったので、もっと計画的に退職すれば良かったです。

アンケート3|うつで退職しようか悩んでいる40代男性に、一番伝えたいことは何ですか?

最後に、「うつで退職した40代男性」19名から「うつで退職しようか悩んでいる40代男性」に向けて、一番伝えたいことを聞き取りましたので、回答を5種類に分け、以下でご紹介します。

限界なら退職してもいい。仕事よりも健康が大事(19人中9名)

  • 頑張っていれば何とかなるという考え方は古いので自分の心と体が壊れない内に人として何が大事かを考えて下さい。現実から逃げること、大いに結構です。
  • まずは無理をしない事で嫌なら退職してもいいと思います、
  • ことわざにある、逃げるが勝ちという言葉通り、受けいられていないと感じたなら辞めた方が幸せだと私は思います。
  • 今悩んでいるのであれば自身の健康上の問題に影響しかねないので、生活やこれまでのキャリアに対して多少の影響が出るとしても、今の会社や職場環境から離脱することも選択肢の一つ。一日も早く、その鬱状態から楽になって明るい人生を歩む勇気を持ってください。
  • 退職して転職活動した法が精神的に楽になります。
  • 自分の生活のため、会社のために頑張ることは大切だと思います。ただ、どこか限界が来た時には絶対に無理はしないでください。職場の環境によってはどうすることもできないことってきっとあります。
  • 仕事も大事ですが、最も優先されるのは健康だと思います。
  • うつのまま続けるよりは、勇気をもって退職され、日々健康でいられることをおすすめします。
  • 辛さと向き合う必要はありません。現状から抜け出す事が大切です。

休職などの制度活用も考えること(19人中4名)

  • 会社の制度があればとことん利用して、現場復帰から今後再発する可能性があるかもしれないなら退職することも一手です。
  • 仕事に対してまだ続けたいという気持ちが少しでもあるのであれば、退職を決める前に傷病手当の申請や会社との相談で一先ず休職させてもらうのが良いと思います。でも仕事に対して自分には合わないとか続けるのは難しいと感じる場合は、仕事自体が鬱の原因になっている場合もあるので辞めてしまった方が気持ちは少し楽になり早く改善にむかうかもしれません。ただし、辞めたらいずれ再就職を考えないといけないという次の悩みは出てくるのは確かなので、家族にも相談して慎重に決めてください。とは言え、今の悩みを解決する事が一番大事だとは思います。
  • 退職は可能な限り避けた方が良い。しばらくは休職し、可能であれば精神障碍者福祉手帳を取得することを勧める。
  • 会社が長期休暇を取れるなら取って養生したほうがよい。

仕事はいくらでもある(19人中1名)

  • 仕事は今働いている所だけではなく、周りを見ればあらゆる業種・職場が存在するということに気付くことが肝心。もっと社会人は職業選択の自由を行使して良いと思うし、世間ももう少し転職に寛容になっても良いと思う。

なるべく早く逃げること(19人中1名)

  • つらい環境からは、はやく離れた方が得策だと思う。

その他(19人中4名)

  • うつ病で退職するかどうかは会社の対応によると思います。うつ病といっても精神障害者という事になるので、自治体に申請して障害者手帳を発行してもらうことになります。その際に会社側として、障害者雇用に積極的な会社と障害者は排除しようとする会社があります。会社側と話し合って、精神障害者に配慮してもらえるかを確認することが大事な事だと思います。隠していてもいつかはバレます。精神障害者に配慮がないなら「うつ病」はまず再発します。そのことをよく考えて、うつ病が再発しないような配慮のある会社選びから始めることが大事なことだとお伝えしたいです。
  • 心と体の連衡が第一なので、無理をし過ぎないのが肝心です。私は心療内科も受診しましたが、先生からは別な道を選択するのも一つの手段とアドバイスを受けたのが良かったです。あまり規模が大きすぎずアットホーム感のある医療機関を受診すると良いです。出来れば同じ先生が診断してくれる所の方が良い。私の場合は症状が重くならない段階で受診したので社会復帰もできほぼ元通りに回復しました。40代は働き盛りなので決断は難しいですが、体が資本なのであなたにとってベストだと思われる方法を選んでみてください。
  • 会社に頼るのではなく、自分で事業をやる位の勉強をして、精神的な独立を目指して欲しいです。
  • 病気克服一緒に頑張りましょうね。でも、頑張りたくなければ、ゆっくりゆっくり。

まとめ|40代男性で、うつで辛くて仕方ない方は、退職という選択も視野に、まずは休息期間を

今回は、うつで退職した40代男性へのアンケート結果をご紹介しました。うつで退職してよかったか、後悔しているかという質問に対しては、19人中16名が「退職してよかった」と回答していました。

現在うつで悩んでいる40代男性の方は、今後のことを考えてしまい、辛くても働き続けなければならないというプレッシャーの中で頑張っていることかと思います。

ですが、病状が悪化してしまい、症状が重くなってしまったあとでは、社会復帰すること自体にも時間がかかってしまいます。出来れば休職等の制度を活用しつつ、退職の選択も視野に入れ、まずは身体を休めることを最優先にした方が良いでしょう。

今回の記事が参考になった・ためになったという方は、是非SNS等で周りの方にご紹介いただければ幸いです。

執筆者 ミンタイ|みんなの退職 斎藤

-退職すべきか考える

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